店舗改装するときの注意点

店舗を改装することでお店のデザインを一新したり、それによって売り上げアップを狙う経営者は少なくありません。しかし、店舗改装をすれば自動的に売り上げが伸びるというわけではありませんし、改装工事に際して注意しなければならないこともいくつかあります。そうしたことを見落とすと、売り上げアップどころか損失を被ることにもなりかねません。

現状の分析

店舗改装をする時にはまず、現状の店舗の状況を正しく「分析」することが重要です。例えば、現在の店舗でも十分な集客ができており、売り上げが順調であれば大規模な改装工事は必要ないでしょう。

一方、思うように集客が上手くいっていない、以前のような売り上げがないという場合には何をどう改善すれば集客が増すのかをよく考える必要があります。現状をきちんと把握し、分析してから改装をしないとムダに費用がかかってしまったり、コンセプトや方向性が定まらないまま改装しても望むような効果を期待することはできないでしょう。

現状を把握し、どんな目的で店舗改装をするのかを決めた後は建築基準法を確認することも大切です。大規模なリノベーション工事の場合は特にそう言えます。

改修工事の目玉とも言える部分の改装が法律上できないということが後から分かった場合、プランの変更に時間やお金がたくさんかかってしまうことがありますし、多額の費用をかけてもインパクトのないリノベーションになってしまうこともあります。

費用と期間

店舗改装するためには「費用」と「期間」をしっかりと考えておくことも大切なことと言えるでしょう。費用と期間には密接な関係があります。

改装工事に時間がかかればかかるほど費用も増えていきます。なぜなら工事期間中はお店を閉めなければならず、その期間の売り上げはありません。さらに従業員を雇っている場合、お店のスタッフには休業補償を支払わなければなりません。改装工事にかかる費用は工事費用だけではないということを覚えておくことが大切です。

そして改装工事にかかる期間も、あくまで予定であることを忘れないようにしましょう。工期が伸びることを想定して予算やスケジュールを組むことは重要です。これにはお店のオープンをいつにするのかも含まれます。改装後のお店のオープンが延期になってしまうと、その後の営業にも大きな影響があるでしょう。確実に間に合うように期日を設定することが大切です。