江戸東京たてもの園で歴史的建造物を見る

江戸東京たてもの園とは

江戸東京たてもの園とは、1993年に東京都が建設した屋外博物館で、江戸東京博物館の分館と言う位置づけです。文化的な価値の高い歴史的な建造物ばかりで、敷地面積7ヘクタールに30棟が展示されています。

所要時間は1時間から2時間程度で、来園者は徒歩で園内を回ることができます。園内はバリアフリーなので、車いすやベビーカーの人も安心です。

お食事処やカフェなどの飲食店も園内に複数あり、軽食や食事を楽しめます。またお土産ショップも完備しており、江戸東京に関するたくさんのお土産品がそろいます。

江戸東京たてもの園の見どころ

江戸東京たてもの園は屋外を歩いて展示品を鑑賞できます。見どころはなんといっても、園内の複数個所にある復元建造物です。現状保存が難しくなった歴史的な建造物を現代の技術力を持って復元した建造物は、センターゾーンと東ゾーン、そして西ゾーンにゾーニングされています。

例えば、もともとは鹿児島県の奄美にあった高倉を園内で復元した奄美の高倉は、現在は小金井市指定有形文化財にも指定されています。湿気やネズミなどの被害から穀物を守るために作られた仕様は、東京都では八丈島などでも見ることができます。

江戸時代の民家も、園内に展示されています。江戸時代の格式ある民家は、復元と言えど当時の人々の暮らしぶりをイメージしやすい状態に展示されています。

江戸東京たてもの園はどこにある

江戸東京たてもの園は、東京都小金井市にあります。電車でのアクセスなら、西武新宿線の武蔵小金井が最寄り駅となり、JR中央線なら東小金井もしくは武蔵小金井が最寄り駅となります。それぞれの駅からはバスが出ており、江戸東京たてもの園最寄りのバス停で下車後、徒歩5分~10分で行けます。

江戸東京たてもの園には、有料の駐車場が完備されています。週末や祝日には混雑が予想されるので車での来園はあまりおすすめではありませんが、もしもマイカーで足を運ぶなら、できるだけ早めの時間に来園するのが良いでしょう。

4:開園時間は季節によって変動
江戸東京たてもの園の開園時間は、4月から9月までの夏季には、朝9時30分から夕方5時30分までですが、10月から3月までの冬季には閉演時間が1時間早くなり、午後4時30分までとなります。入場できるのは閉園時間の30分前までですが、江戸東京たてもの園は所要時間は1時間から2時間程度なので、できるだけ閉園時間の1時間前までには入園したいものです。