メタルシェッドとは
シェッドに使われる素材には、多種多様なものがあります。その中でもメタルシェッドとは、他の素材と比較すると強度に優れた金属素材を材質としており、アウトドアな空間に設置する物置として適しています。
メタルシェッドには、ガルバリウムという金属素材に、PVC樹脂コーティングを施したものが多く使われています。大きさは大小さまざまで、自転車置き場としてシェッドを使うほか、ちょっとしたアウトドアガーデニング用品を保管する倉庫、またバイクのガレージなどにも使われています。
メタルシェッドのメリットとは
メタルシェッドのメリットは、たくさんあります。
1つ目のメリットは、強度です。木材のみで作るシェッドと比較すると、金属材質を組み立てることで高い強度を実現できます。風雨に強い点も、大きな安心感と言えるでしょう。
2つ目のメリットは、腐食に強いという点です。金属材質だけなら錆びる心配がありますが、メタルシェッドは風雨にさらされることを前提としているため、樹脂コーティングをすることで防錆性を高めています。表面に傷がつくと、そこから錆びるリスクはあるものの、日々のメンテナンスを行うことで、錆のリスクを最小限に抑えられます。
3つ目のメリットは、メンテナンス性です。ペンキを塗り直すといった作業は、メタルシェッドでは必要ありません。木材素材のシェッドでは、定期的に塗装が必要ですが、金属材質なら不要です。
メタルシェッドのデメリット
メタルシェッドには、いくつかのデメリットもあります。シェッドとして利用する際には、デメリットも理解した上で適切な材質選びをしたいものです。
1つ目のデメリットは、保温性です。ガーデニングアイテムを保管するシェッドとして利用するなら、保温機能は必要ないかもしれません。しかし夏は暑く冬は寒くなるため、温度管理が必要なアイテムの保管場所としては適していません。
2つ目のデメリットは、通気性がないという点です。湿気が内側にこもりやすく、定期的に風通しをしなければ内部で保管しているものにカビが発生するリスクがあります。
メタルシェッドの選び方
メタルシェッドを選ぶ際には、まず最初にどんな目的や用途で使うのかを考えることから始めましょう。そうすることで、どのぐらいの大きさが必要か、そして間口はどのぐらい必要かが見えてきます。
次に、シェッドを置く場所を確保しましょう。置き場によっては、住宅やフェンスのイメージにマッチしたシェッドを選ぶのが良いかもしれません。メタルシェッドでも色やデザインは多種多様なので、置く場所の雰囲気に合わせて選びたいものです。
多くの場合、シェッドは物置としての用途が多いため、庭の端に設置します。しかしデザイン的にオシャレなら、あえて見える場所においてデザインを楽しむという方法もアリです。